はっぴーりばーすでぃカブト！

はっぴーバースディ薬師カブトくん…。

毎年だけど遅い。ごめん。2014のカブ誕も大遅刻だがおめでとう！！

そしておかえりカブトくん…。

おかえりおかえりおかえりおかえりカブトくん！！

以下ＷＪ１５号ネタバレ注意。

薬師カブト本誌復活足だけは前に出ていたおめでとう！

ザッと足から登場したのが２月１０日それからひと月カブトくんは本当に待たせるな待たせるなカブトくんはひとつき！足から出てきて全体が映るまでにひと月かかるんですか流石はカブトくんだおかえり！

来年から２月１０日から３月１０日までをカブトくんの誕生日と断定しますカブトくんは足から新しく生まれ変わり２月１０日から３月１０日までがイザナミループ脱出記念日ですおめでとうおかえりカブトくん！

はっぴーりばーすでぃ！カブトくん！

長年なにかと言えばカブトに会いたいカブトに会えないカブトのいないNARUTOはどこか寂しいこれはこういうものだと思えば面白いよ面白いともよだけどカブトがいないカブトと誰も呼ばない誰かの回想に誰と言うか大蛇丸様のに出て欲しい連載が終わりそうだけど終わらない終わらないけど終わりそう終わる前にどうかもう一度カブトを参加させてほしいカブトは終わってないまだ終わったコンテンツじゃない今は過渡期できっとカブトにはまた会える会える変わり続けるあの子に必ずまた新しい強いカブトになって帰ってくると信じてる信じ続けるそれまで待ってるよと言い続けて幾星霜…。


万感の想いを籠めておかえりカブトくん！


あれはいつの事かしら思い出して御覧２０１２年のね辰年の頃ね龍へと昇華したんだよォねドラゴンイヤーでね坊やよいこだねんねしな今も昔も変りなく辰の子カブトが口から龍を吐いたの春のことよそうね２年も前の事遠い昔のーにねんもまえのことー。とーとーとー…。


そんなに前じゃないな。大体２年に一度しか出てこないんだこの人。

うああああああにねんかんとその前の忍界大戦穢土転生乱舞時代の個人的な鬱屈纏めて圧縮された奴が鮮明に襲いかかってくるよ自家中毒のフラッシュバックだあああああああ。

…失礼。


永きに渡る連載の中…１６巻からのお付き合い木ノ葉をカブトが出ていったらイタチが帰ってきてハイタッチすれ違いしてから間接的には知り合いだけどちっとも会った事も喋った事も名前を呼び合ったことも回想してくれたことも戦ってみたい相手とか言ってくれたことも小指と小指を繋いでらんらんるーしたこともコマのすみっちょでこっそりちゅうもしたこともなかったふたりイタチくんとカブトくんがこの戦争の最中突然死ぬる前にあらかじめ無理やり御馳走しておいたカラスがナルトくんの口から出てきてコンニチワ！カァー！

カラスが鳴いたら自分に自分でかけた幻術がかかり木ノ葉と弟を守る鬼と化した(元からです)イタチくんはココニカブトガイルヨと瓢箪に納めたおともだち(長門)にみょんみょん電波で教えてもらって走りだしましたこれは３年前の夏の事…カブトくんはカブトくんでこいつは他の奴とは違うとか言いなすってときめきを感じフラグを立ててから運命の鍾乳洞でお待ち合わせはじめましてコンニチワうちはイタチですこちらこそコンニチワ薬師カブトですチャクラをハッキリ感じていたり勉強になったり思うようにはいかなかったりこのオレの存在が光ってみたりはめたままに何をしてくれたって串刺さったり行きすぎてたり(弟に)離れないで欲しかったり共感したり対立したり泣いたり叫んだり蛇で縛ったり過去思い出したり水たまりで転んだりもう寝る時間だったり頭ナデナデしたりちゅうしたりこんなのはボクじゃなかったり弟を永遠に愛する儀式に突っ立たせたまま立ち合わせたりのおデートの末戦線を離脱しイザナミ幻術という名のふたりっきりの(サスケもいるけど)らぶらぶ空間へと閉じこもり…いわゆる蜜月に突入したのであったそれがにねんもまえのことー。


うああああああにねんもまえのことなのにこの２年間ピークの頃より衰えたとは言えまだカブトカブトカブトカブトとカブトのことになると周りが見えなくなるうわあああああああ。けして治る事のない不治の病カブト病！！


…失礼。


実際の時間はまだ穢土転生が解除されてマダラ様が元からだけどハイパーにならはって綱ちゃんがまっぷたつになったけどくっつけたら戻ったよ！して戦場に御到着…の間だけなのだすから何時間も経ってませぬん綱ちゃんて体が丈夫！さすがは柱間様とミト様の孫千手とうずまきの血！ぬんがイザナミ体感時間はそのくらいなのでせうと俺の中ではそうなってた２年間もやってたのねずっと頭の角切られては戻され切られては戻され切られては戻され…。発狂しなかったえらい。えらいカブトくんえらい！


うああああああ角が切られたままだよカブトくんのかわいい角がちゃんとイタチくんに切られたままだよそれがふたりの愛のメモリーうああああああ。この先一生仙人仕様になると角が切れてるんだああああああ。


…失礼。


２年間の体感時間の中…定めし延々とあの世界のお兄ちゃんが懇切丁寧に『いかに弟可愛いか』について講釈をたれにたれたのであろう延々２年も…どんな拷問も耐えられるカブトくんの適応能力の高さ柔軟な精神がこの『世界で一番弟可愛い弟の為ならなんでもできる死んでも守りたいお前もそう思うだろう死ぬ前に分かれ』という責苦に耐えきりついにはデレたデレたよカブトがデレたー…イタチにデレた…かつて２年前復活した大蛇丸様もサスケくんにデレっデレにおデレたものですがあの方はアンコちゃんの中の大蛇丸様でありカブトとも一緒にいた大蛇丸様であり全てを参加しながら参加できずずっと見ていたからこそのこのままじゃいけないわ私がまず折れてあげないとのデレでありサスケが大蛇丸様を復活させた。というサスケ側からのアクションがあっての理由のあるデレ…。


唐突にデレた！過程を！省略された！あとはデレるだけだったとは言え！もはや２年前に出ていた結論をもう一度優しく説明してくれただけ！！

うわあああああああ…。省略されたー！！！！

蜜月空間がその後いかなるものだったのかと蜜月時代のいかにカブトをこちら側に引きもどしていくかのイタチとの会話といかにして「イタチめ…」のぷんぷんプンスコ怒って絶対にデレたりなどしないとツンツンしてたあそこからデレデレにデレたデレデレブトくんになったのか肝心のイザナミ脱出の瞬間の自分が自分だと分かるエモイ所の描写は省略してあらかじめ解脱☆終了したものをご用意致しましたね…はいありがとうございます！


(葛藤)(過程を省略)(和解)


ま、２年も一緒にいればそうねこのくらいになってるよね…。後の事は私達一人一人が自分でカブトに何があったのか補完するのですねはいわかります。はい！わかりました！神よ！与えられたものを有り難く感受します！神よ！それでもアナタの描写が見たかった！神よ！


うわああああああそれにつけても水月可愛い渾身の取りこんで合体したらなんて呼ぼうかな？カブケ？サスト？のギャグを無言で返すカブトくん…可愛いこいつら…かわいいぞ…大蛇丸様がこわくてカブトの背中に隠れた以来のまたきたぜ水月とカブトの絡み嬉しいかわいいたまらないかわゆさ水月の「カブトさん」！！「カブトさん」なんだ！ものすごい可愛い！！


水月が親切に色々とつっこんでくれる大蛇丸様の時もそうだった水月ホント可愛い親切よく分かってる何もかも水月に任せて自由にボケられるよかったねカブトくん大蛇丸様サスケ重吾…香燐たんがプンスコ怒ったり喜んだりそうねイヤな感じがするよねそれは嫉妬だね明らかにサスケとウチの間にカブトが入られたらイヤなのね可愛い…。ニヤニヤだけがするニヤニヤ。キミからサスケくんを奪ったりしないよニヤニヤ。うわあああああ。ニヤニヤだけがするニヤニヤ。うわああああああ。


嬉しい叫び新たなる悶え。そうこれが本誌に萌えキャラが出ていると言う状態！！よくもこんなものに耐えられる！！ものだ！！鷹カブトさいこう！あとは重吾とふれあってくださいおねがいしますよ！！


そして大蛇丸様とカブトのついこないだ解散したかのような普通の再会！！最高でしたあ、り、が、と、ございました。実は大蛇丸様とはサスケくんがオレが全てをとりこんだのさしてから以来なのにーこの先週までぇぇぇ一緒でぇぇぇちょっと感情の縺れが原因で別行動してただけですけど？感。

あああそれにつけても水月重吾が合流して…大蛇丸様とも和解して…香燐たんとも仲直りして…大蛇丸様が可愛い鷹と仲良し重吾とサスケの合体攻撃とかああここにカブトがいないの寂しいここにカブトが居ればどんなにかと思い続けてついひにはカブトが復活して合流した…大蛇丸様サスケ鷹カブトが実現しようとは…。そして更には二代目様とおおおおおカブトくんがあああああサスケを助ける為に何かお見せできないような会話をなさ、なさ、なさったああああ…うわあああああああ。ああ。あああ…。『ある方の助言』！！敬語！！敬語カブトくんが戻ってきたああああああ！！


…失礼。

発作が起こりますね起こりますね発作が…。あ、涙出てきた。

泣いていい。

泣いてもいいさ…。

泣かずにおれないよやっとここまで来てくれたカブトは終わったコンテンツじゃない…世界に不必要なノイズじゃあない…悪意の具現化でもない。全てのキャラクターのカウンターでもない。だからそうだった、カウントダウンされながら潰されていく事が予見されていた赤い衣を纏い穢土転生を繰り出す悪意の具現化であったカブトは終了したコンテンツかもだけど…その中にいる『カブト』は終わらなかった。

『カブト様』は静かに退場して『カブト』が戻ってきた気がする。私の愛する地味眼鏡の『カブト』…カブトはこれくらいの地味で…ほんのちょいとコマのすみっちょで何かこちょこちょとやってて…勢力と勢力の間をすり抜けてて…。誰かれ構わず敬語を使って…誰とでも話をしようとする。関わろうとしている。そういうカブトが。

帰ってきてくれた感じがする。おかえり。

世界の中に入ってきた感じがする。

遠い幻術の中でひとり取り残されてるカブトじゃない。
繋がりのない人間ではない、繋がりのなかの人間だという感じがする。

おかえりといってあげたい。

大蛇丸様にそう言って欲しい。そしてマザーに。ウルシに。
世界の中に帰ってきたことを喜ばれてほしい。

誰かと繋がり合って、何かを受け継いだら次の相手にそれをまた受け渡す。その流れの中に居て欲しい。それなのだ。肝心の所はそれだ。そしてそうなのだカブトは水月とも重吾とも香燐とも大蛇丸様とも、強引ではあるけど血の繋がった間柄になったんだ。腹の蛇を介して四人衆と君麻呂とも。あれは他者の力を取りこみ利用している…という表現をされてるけどカブト側からすればそういう形で兄弟になろうとしている、のだとも思う。
精神的な繋がり合いを象徴する物理的な繋がり合いがあの腹と胸を繋ぐ臍の緒なのだ。そしてサスケとも繋がりが生まれた。参加している。

イタチに軌道修正されカブトがカブトをカブトとして生まれ直し、サスケもイタチが生まれ直させたカブトによって生まれ直している。カブトはサスケの再生の道に参加しようとしてる。ナルトの生まれ直しをサクラとミナトが行おうとしているように。その道にカカシやオビトが、我愛羅やリーくんとガイ先生が参加しようとしているように。生きているものたちと参加しようとしてる。

初めから助ける為に来たのでなくても、それは良くて。刺されて倒れているサスケを見た瞬間にイタチから受け継がれた感情が湧き上がって来てたり、カブトにはイタチがサスケを助けたいと望む姿が見えたりしてイタチがそうと望む隣りで少年の姿の『カブト』がこの相手を『助けなくてはならない』と例えばそれはヒナタだったり、マザーの姿だったり、死の淵に瀕しているものを見た時対象への愛の感覚が芽生えて、手を伸ばし再生させる。そういう流れでも良いと思う。

それが『カブト』なのじゃないのかな。それが『カブト』の繋がり方じゃないのかな。昔昔、マザーが。それにウルシが、倒れている『カブト』になる前の子どもを『助けなくてはならない』と感じて救ったように。幼いカブトが大蛇丸様の手を取り傷を癒していたように。医療忍者は皆破壊させることよりも再生させることが繋がることだ。綱手もシズネもサクラもリンも、マザーも。そしてカブトも、再生を行う時世界と繋がっている。

『カブト』はあの時マザーと『カブト』を再生させることが出来なかった。だから繋がりが断たれてしまった。マザーも自分と『カブト』との繋がりを再生させて死ぬことが出来なかった。ふたりはふたりとも医療忍者なのにお互いを治すことが出来なかった。この循環が壊れた後『カブト』は自分を取り戻せなくなっていった。そこに残っているのは根のカブトでありスパイのカブトであり、暗部のカブトであり、木ノ葉という集合体から弾かれたカブトであり、それが音忍のカブトになり、暁の一員のカブトになった。ただ癒す行動を取る時、微かにかつての『カブト』はよみがえり続けていた。

赤い衣を纏い穢土転生を繰り返す『カブト様』が行うことのない『カブト』とは違う欠落した部分が、その誰かを癒す行動だった。こそぎ落とされたその部分は、『カブト』を『カブト』たらしめる重要な部分だった。医療忍者の薬師カブトであること。医療忍者の薬師ノノウの息子であること。マザーの子どものカブトであること。その部分。カブトは木ノ葉でも音でも、破壊や殺戮を行う傍ら再生も行ってきた。それがカブトがカブトである大切な部分なのだ。

だからやはり、『カブト』は『カブト』である為に、誰かを再生させる儀式が必要になっているのだ。そう思う。そして、それがサスケだった。サスケがこの話にとって大事な存在だから、誰かにとってサスケはかけがえのないものであるからサスケを助けなくてはならないのではなくて、カブトはカブトである為には『誰か』を再生させなくてはならないのだ。勿論、その対象であるサスケがカブトにとって特別な存在、だからでも。あるのだろうけど。ずっと。それこそカブトがサスケに、お互いに不幸だったかなと自己を投影した瞬間からそれはずっとそうだったのだから。今更何をおっしゃるか。である。

おめでとう。

はっぴーりばーすでぃ。カブト！！

後は、後はヤマト隊長のりばーすをお願いします先にカブトが戻ってきちゃったよーよーよーカブトくんやカブトくん君が連れてったんだから君が元の所に返すべきだよカブトくんや…ねお願いしますよ！祈り。