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時折すまないと思うんだよ…何かって波風ミナトで検索して来てくれてるお方…すまないほんとうにすまないたった一度だけ書いたミナクシフガミコ考察でそんなに来てくれなくてもここは脅威のの薬師カブトファンブログですよすまない。
ミナトの考察は不得意ですよすまないほんとうにすまない。未だに拍手してくださってすまないありがとうございますそしてすまない。
すまないと言いつつ今回もがんがんミナトミナト言ってますまあせいぜい気をつけたらいいんじゃないかな? 腐発言注意。
WJ32号ネタバレ 腐発言注意特に注意。
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WJ32号ネタバレ 腐発言注意特に注意。
おお。
生まれるのだ。
人柱力とは。内部に他者を宿し抱え精神を侵食されながらも内部の尾獣から力を貰ったり、与えたり与えられたり守り守られる関係性が男子諸君の意見はともかくに、女の私から見れば大変に女性的な側面を持つ存在であるような気がしていた。
内部に他者を有する。それは妊娠や出産のイメージが強く、かつてペイン戦の頃ナルトが腹から血を流す姿は月経のように見えた。
わりとナルトを男の子!だと思っているけれど、彼はかなりの『アニメの戦闘美少女』を地でいってるとも思ってる。あとサスケも。ドッカで美少女だと思って見てる男の子の美少女だと。サクラは逆に女の子だけどヒーローだと。ヒナタもわりと少年だと思ってるところがある。だからナルヒナはやおいか美少女と少年でナルサクも美少女と少女ヒーローでサスサクもそうであんまり男女CPだと思えてない所がある。閑話休題。
人柱力になる。とは、他者を内部に入れ抱え続ける。とても性的な行為であり、彼らは少年のまま少女のままはたまた男性のまま、他者を身の内に入れ永遠に妊娠し続ける。死が二人を別つまで。そして死した後も、彼らの意識体は宿し続けた子供であり他者であり我が身を捧げて御し続けた尾獣と共に存在し続ける。力に対する人柱として。
人柱。のイメージにも女性性を感じる。橋を建てるために生き埋めにされる少女のイメージ。橋姫というらしい。梨木香歩の裏庭。だ。
人柱力も本来は女性の方が適正があり、男性がそれを行う事はどこかで自己の男性性を否定しうる行為なのではないかと。だから力を求め暴走する。男である為に? 他者の侵食を受けたものは皆、精神的な安定を欠き暴走や狂気を垣間見せている。
クシナやユギト、フウ、ミト。女性の人柱力の暴走シーンが描かれていないからそう感じるだけかもしれないが。
キャラクターが自分を維持できなくなる時それは、何か別のものが入り込んでいる、時だ。そしてそれを今のナルトと九尾/九喇嘛・キラービーと八尾/牛鬼のようにお互いに対する信頼感覚の有る無しは大きい。仲間と。
仲間とは、自分の領域の内部に入れた人間の事だと思ってる。人柱力のように体内に限らず、家の中。チームの中。里の中。国の中。忍というくくりの中。友達の中。クラスの中。同期の中。何かひとつの目的を達成する為の集まり、小隊の中。そういうものの中に入って、認め合った間柄。
相手が自分の内部に取り込みきれた存在と感じられない時、彼らは反発し、拒否し、反逆し、侵食し内部から肉体を傷つける、押さえ込めずに暴走する。かつてはそうだった。60巻。13年間かけてナルトと九喇嘛は仲間になった。人柱力とは、人間と尾獣とは、結合する事が出来る存在にまでなった。暴走や狂気を超えて。
人柱力とは、何かが何かと結合し新しい存在になる一つの表現形態だ。其処には微かに今でも、性的な印象がつきまとう。禍々しさを捨て去った、今でも。
ナルトとは。『変える』存在だと、思う。
ではオビトとは。なんだったのか。先週のWJの終わりにまたいつもの虚無感覚が襲った。これほどまで続いてきたのにたったあれだけで、カカシとオビトのバトルと言えるほどのものも無しでもう死んでしまうのだろうかと。これで終わってしまうのかと。こんなものなのかと。肩透かしをくらったようにぽっかりと欠落する。欠落からの再構成が行われる。
オビトとはなんなのか。この物語の対立の図式の中で、常に死は隣りにいる。皆に可能性がありそれを感じ取っている。オビトの死はある意味では、いつか訪れるものだと思ってはいた。オビトは元々死者であり、急に蘇ったようにも見える。穢土転生でもないのに、死者が還って来たように。死者がまた死者に戻ることは実にありえることだ。
死は、覆ることもある。死者が蘇り敵になることもあり、また味方になる事もある。死に続ける存在がある反面、生き返りを許される事もある。
生と死は薄紙いちまいの向こう側のように、境界があいまいになっている。この戦時下では特に。
死を迎えようとしていたマダラが死に掛けたオビトを救いその命を使いオビトが輪廻転生を行いマダラが蘇る。円環している。
それがマダラとオビトの契約であり、オビトはマダラの意思である黒ゼツを傍らに沢山の白ゼツやグルグル(=トビ?)と共に世界の裏側を暗躍し続ける為の情報や実行するための力や存在感を借りて来た。うちはマダラを名乗り続け。
うちはマダラとしての生を生きる。仮面をかぶっているあいだ、オビトはずっとマダラであり、トビであり、オビトである。誰でもあるが誰でもない存在を維持し続けて来た。
あの仮面が割れた時。私が好きだった『トビ』と仮定的に呼ばれる何かがそこで終わった。そこに現れたオビトはたとえかつてのオビトとは変わってしまっていてもやはりオビトで。誰でもない誰かではない。カカシの同期で英雄のオビトの、カカシにとって生きる支えのひとつで、ナルトへサクラへサスケへ。伝えるべき生き方『里の為に生き仲間を大切にする』の提言者で。その後の17年間を生きたオビトなった。
誰でもない誰にも触れる事の出来ない形骸化した存在の『トビ』というキャラクターはそこで終わった。その設定が終了した。と言えばいいか。
トビは=仮面マダラであり=うちはオビト=うちはマダラ=うちはイズナである。さらにはうちはフガク説やうちはシスイ説、オビトの半身からクローニングされた人造人間等。我々が考えうるあまたの存在が一体に重なりあい誰が正体なのか分からない。解明されていない。触れる事も破壊する事も容易には出来ない。まさしくトリックスター。あのフェアリー的な存在は消えた。オビトはトビだが、私の中では厳密にはトビではない。オビトが演じていたキャラクター『トビ』。仮面が剥がれれば消えてなくなる、概念上の人物だ。
オビトは概念によく成る。カカシの内部で。ミナトの記憶で。ナルトを中心とする忍連合の集合体の中で。英雄に。仇に。倒すべき敵に。
オビトは英雄だ。仲間を信じ仲間の為に死に力を託しカカシの中に生き続けてきた英雄と言う概念だ。少年時代の一瞬のオビトをカカシはずっと再生し続け。これからもそれはずっと同じく続く。続ける事を選択した。
オビトはカカシの目の中に居て、それは=ナルトへ継承されかつてのオビト、英雄のオビト。カカシを支える大切な存在としてのオビトは=ナルトとして、カカシの傍に居続ける。理想の姿を保ったまま。
カカシにとって、白や再不斬を白や再不斬のまま人間として死なせてやり、その死を守ることが重要であるように。今のオビトを殺してかつてのオビトを守る事が、カカシが選んだ結論だった。それはとても、カカシらしい選択だった。少しだけ。もっと変わって欲しかったなとは思う。カカシをオビトが。オビトがカカシを。変える事が出来たらなと。ただ。
カカシというのは『殺す』選択肢を選ぶひとで、ナルトは『変える』。イタチは『止める』。そういうひとなのだ。何かを守る。その意味に含まれる最終的な結論として、殺して守る。変えて守る。止めて守る。そういうひとなのだから。それはブレていないのだと思う。
少年時代より続くカカシにとっての『死』は何かを守る為には避けられない現実なのだろう。それが父の死でも、親友の死でも。恋人未満の少女の死でも。先生の死でも。敵の死でも。戦友の死でも。少年の死でも。守る。為には死ななくてはならない。死でしか彼らを守ることが出来ない。ずっとそういう印象を受けた。カカシが実際に殺さなくても、カカシは言う。『お前の未来は死だ』と。オレはお前を死でしかカタをつけることが出来ない。そういう発言なのだと。
カカシのオビトはそれでカタがつく。だがオビトはカカシだけのコンテンツではない。オビトにはオビトの生があって、私にはまだオビトの生は完遂してないと感じた。リンのオビト。カカシのオビト。それだけでは終われないだろう。この程度で終わりか。そんなもんじゃないだろう。物語の始まり、九尾事件を起こした黒幕としての決着も付かないまま、死なせてしまってどうするのだと。
だから今週の、ミナトがオビトにたどり着いたくだりである意味安心した。潰れて補った半分側ではない生きているオビトの半身をミナトが切る。あの時つけたマーキングはミナトが死んだ後も消える事はなかった。
オビトはミナトとの決着をつけなくてはならなかった。ミナトにとっての仮面の男=オビトは『自分とナルトとクシナの幸福な未来』を奪った仇だ。またミナトは。オビトにとって、『自分とカカシとリンの未来』を守ることの出来なかった存在のひとつだ。どうでもいいと言いながら。オビトはミナトを求めていたのだろう。リンを死に追いやった地獄の世界を構成する仇の一人として。またもしかしたら、逆に倒されてこの怨嗟を消し去ってくれる結末さえも求めて。
オビトとは知らず一瞬で辿りつき切った後でミナトはオビトに気がつく。師弟の相克の決着が付く。
「せんせい」「お前だったのか」
素早く的確に。ミナトはオビトを切った。何故かカカシの時とは違い、ミナトがそうした事には安心感があった。ミナトでなければいけなかったのだろう。オビトは。ミナトのオビトでもあったのだから。ミナトを死に導いたのはオビトで。オビトを切るのはミナトで。そうであるべき局面だったのだと。
ナルトに。カカシに。ミナトに。オビトが倒されて行く。オビトは彼らのカウンターだ。オビトはなるかもしれないナルト。なるかもしれないカカシ。なるかもしれないミナト。そして、ナルトもカカシもミナトもなるかもしれなかった、オビトだ。
全ての世界のオビトにとってのカウンターが、なれるかもしれなかった。オビトだ。
生きているものたちではなく、蘇った死者に倒される。カブトとイタチの様式にも似ていて、決着はまた違う、終わり方。最後の一撃のあの瞬間に。オビトとミナトの相克が凝縮している。共に火影を目指すものだった、ふたりの過去が同時に脳裏にあったのだと。ミナトにとってのオビト。ミナト班のオビトがこうして死んだ。カカシの手によってカカシのオビトが死んだように。リンの自決によって3人組のオビトが死んだように。木ノ葉のオビトが死んだように。仮面が割れることによって、トビという存在が消えたように。
そして生まれる。そう表記された。
コミックスには集録されない。これもまた作品を構成する重要な言葉。
おお。
十尾の人柱力が誕生する。半身を他者=マダラの意思に侵食され叫びをあげるオビトの姿は、どこかでクシナを思い出した。ミナトがオビトのカウンターであると同時に、オビトはクシナにとってもカウンターの存在である。ナルトを孕み世界に生み出し愛しここにいていいのよと肯定する母親。女性性のひとつの究極の形態。彼女の反転もまた、オビト担うひとつの側面だ。
彼の叫びは命をかけて出産する陣痛の叫びに見えた。17年間かけたオビトのもうひとつの人生の集大成を。十尾をこの世界に生み出そうとしている。夢の世界。永遠の無限月読。全てを一つにする為の存在を生み出す。出産が始まったのだと。先週は『オビトはマダラを産む』のだと思ったが、そのフリをしてオビトはやりぬけた。『オビトは十尾を産む』。おお。おおおおお。
生まれる。
生まれるのだ。
いくつかの死を。くぐりぬけてオビトは生まれるのだ。たとえソレが世界の全ての敵だとしても。生まれてまた死ぬ。倒される。封印される。もう一度十の存在に分断される。そうだとしても。それがもう決定している。定められた流れの一部でも。とても素敵なことだと、思う。おめでとう。
今日は十尾の人柱力の誕生日だ。おめでとう。
性的なオビトぬゅんに万歳三唱。おめでとう。
人柱力ってえろいよね! 長々語ってそんな結論かよ。すまないとは思ってるほんとうにうっかり見たらごめーん音!
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性格:サソリ様か大蛇丸様かというとどっちかって言うとサソリ様なんじゃねェのかな年近ェし…
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