ときめく

拍手ありがとうございます！さっさと退場を決め込み自分に対してデレにデレたサソリの旦那が浄土のお茶の間でみんなを待ち構える事２日・・・一向に現れない成仏者に早まったかもなお互いねとシン兄さんとの親密度はダダ上がり・・・。

そんな話ではありませんでした。


以下ＷＪ３１号感想ネタバレ注意

うおおおおお！頑張れマダラ様！！




君麻呂生誕祭も右近左近生誕祭も次郎坊生誕祭も華麗にスルーして今年も６月が終わるよごめんカブトくんの腹から生えた衝撃いまだ覚めやらずおなかってふしぎやね。いろんなものはいってるんやね。おなかをだいじにしてねあなたひとりのからだじゃないんだから・・・。元気な子を産んでください。

イタチの消失と言葉に言葉を返しそこなったサスケの中空を見つめる顔が、ゆっくり下を向いて行くところが切ない。イタチを穢土転生する為の生贄は木ノ葉の忍だったトコがまた・・・。カブトの中にどういう人物をどういう生贄を使って穢土転生するか、という規定があるのが感じられる。生贄は忍で穢土転生するのも忍。というルールに準じてそう。あくまでも相手は忍であること。忍を使って忍の起こした戦争を操って忍世界そのものに勝利すること。それがカブトの忍としての、守るべき何かだった気がする。成し遂げてみたかったものごとだった、気がする。

浄土から穢土に現れるとき、記憶は死んだ時の記憶のままだった。死者がこの世に残したＤＮＡ情報に、其処まで生きた記憶が纏わっていて、肉体を取り戻し意識が戻る時、最後の時の意識がそのまま再生される。そして、其処からまた新しい経験記憶が穢土転生たちにも蓄積されていくのだろう。

完全な支配を行わず意識を残し、生者と死者を対話させる、システムとなったカブトが、残してしまった意識達が結果弟を、後輩を、対峙した過去のある相手を、部下を、息子を、恋人を。語りかけて分かり合ってつながりあう戦いの世界で失われていったものが、言えなかったことを伝える。物語になっていった。

忍の世界を守る。と言いながら、その忍の世界。は既にかつてのものとは意味を変え、過去の忍の世界は破壊された。誰が壊していったのか、それは忍だ。皆が世界を新しいものに作り変えた。今の彼らは新しい概念の中を生きている、忍だ。

愛してる。という言葉に、感動する。

反面、愛してる、という言葉に、変質を感じる。

世界が新しく作り換わることを寿ぎたい。
反面、古い世界のくらがりの、嘘や闇や痛みや苦しみや絶望が。それらを抱えても取り込まれそうになりながらゆらゆらと。妖怪のような人のような忍のような忍を超えたもののような、不可思議なバランスで生きていた過去の世界の彼らが、その時のそのままの姿でそのままの精神性で、在る。その時代が好きだったから、変容してしまった今が受け入れがたい。受け入れがたいがそれでも、やはり変わる。ことを、受け入れて飲み込んで、それでも好きだと。そう思いたい。

言えなかった言葉を、生きている間はずっと抱えて行かなくてはならない。イタチは死の瞬間に自分が分かった。と言っていた。蘇ったのちのちも、彼はまた経験を重ねて、始めは逃げたサスケに向き直って愛を伝えた。サスケの言葉が返ってくるまで待つ事は無く。許して欲しいけれど。許さないでもいい。木ノ葉の為に生きて欲しいけれど、それが出来なくてもイタチのサスケへの愛は変わらない。
俺も愛してると、サスケが言えるようになる日がいつか来て。サスケの眼になったイタチがその言葉を、浄土で聞ける日が来てくれるといいな。

それまではまたゆらゆらと、ぐらぐらと。揺らぎながら生きていくのだろう。

君はボクの夢そのものだと、額にキスをして消えていくダンに。
やはりうまく最後の言葉を言えない綱手が、そうであるように。


ごーごーマダラ様まだいけるトキメキが戻ってきたよすっかり消失成仏寸前解脱悟りを開いてもういいのそろそろもういいの森へ帰ろう畑に戻ろうだったオイラのときめきがな・・・。流石マダラ様扉間様の開発した忍術の裏技を抑えていらっしゃるとはにやにやああうあうあう霊体？ってのかな？霊体マダラ様超絶きれい長門の時と同じようなコトゆうとる術者の支配から解き放たれたとゆことは御自らの輪廻眼で輪廻転生できるのでは？　蘇れ！マダラ様！！

そしてまた俺の柱間超絶イケメン話をしてあげてくらさい。