ゆるやかに

ゆるやかにようやく浮上…。

つづきよりＷＪ感想・ややうだうだ注意☆

結構ダメージがでかかったやっぱり。鬼鮫が行ってしまい続いて小南も…立て続けにもうこのままこの二人生き残ってくれないかな？と期待してた二人が一気にいなくなったダメージが実にでかかった。ひとつき…か。
ゆらゆらと、実生活に引きずらないように落ち込んだり浮上したり明るく振舞ってみたり止まってみたり言えることは何もないような気がしたり、これもまた、彼らのケジメなのだと思ったり。何を書いても批判的なことになりそうで書けない。だけど何か書かないとと、書いては消し書いては消し。

いつのまにか１０月になりいつのまにか。展開は次の段階へ進もうとしてる。ついていかないとな～とゆるゆる起き上がる…。ゆるゆるゆらゆらと。


小南ｖｓマダラ　…哀しいけど、すごくかっこよかった。
とてもかっこよかった。小南の世界。マダラが小娘と称した、まさに大人の女性で、同時に少女の世界も持ち続けた闘いっぷりだった。

少年ふたりと少女ひとり。三人、と云う世界。
ナルトとサスケとサクラ。
自来也と大蛇丸と綱手。
弥彦と長門と小南。

これらは対比だ。ナルトとサスケが強い絆で結ばれ合い、けして別れることなく共に生きて、けれどもどちらかが死にサクラが残った方を支えるように生きて、最後は彼らの為に死ぬ。
ナルトもサスケが別れ、お互いに相容れぬ忍道の果てに遠くでひとりずつ死に、サクラがひとり木ノ葉に残り生きつづける。
どちらもありえそうな未来の、仮定として描かれたのではないかな。ナルトとサスケとサクラが。師匠たちのように、そして対比された隣り合わせの三人組のようになるかもしれない。そうはならないかもしれない。可能性を提示して。その先にいけるのかなと。

ただ、どんなに綱手とまるかぶり状態でもいいよ。生きていて欲しかった。小南は雨の国を、守る天使として生き続けて欲しかった。平和の架け橋というなら、架け橋として。向こうからナルトや我愛羅たちがかけるから、小南は小南で向こうから手をのばして。生きてそれをして欲しかった。

弥彦と長門と。同じ場所に行ってしまった小南は、少女のままの気持ちでいたのだと想う。彼女は二人を失ったのちのちに、たくさんの花を折り続け彼らの遺体を護り。その傍には誰もいなかった。
遠ざけておいたのかもしれない。戦いが起こることは分かっていたのだから。マダラが輪廻眼を奪いに来ることを知っていたから。自分ひとりで戦おうと、ひとびとを遠ざけておいたのかもしれない。誰もいなくなってしまったのかもしれない。
どんなに主人公と和解をしたとしても。

木ノ葉侵攻は侵略であり。
報復は避けられないことだろう。
雨の国はすでに、長門の死後護りの雨は止み、何処からでも攻め込める状態だった。木ノ葉には人がいる。人材が。だが雨にはそんなものはとうの昔にいない。みんな粛清してしまったし、粛清後の世界に順応してきたものは、突然に神がいなくなればいなくなった世界に順応する。
天使はひとり、神の遺骸の傍で。花を折る。

彼女の世界に、まじりものはなにもない。
彼女にとっては、弥彦と長門に勝るものはなにひとつないのだ。

それはうつくしいことだ。
そしてかなしいことだ。
それこそが彼女の少女らしさ。だ。
天使だったのだ。綱手やクシナ、ミコトに紅。ヒナタにサクラ。木ノ葉の母性溢れる女たちではなく。彼女は、母親になることなく二人の男に大切に守られてきた少女のまま、戦って死んだ。

死の果てに見る夢は。昔の約束。
やくそくのばしょにたどりつけた、彼女の幸福を、祈る。


弥彦と小南が想いあっていたという表現はちょっと意外だた。弥彦と小南は兄妹で（誕生日の設定が一緒）、小南と長門が想いあっているのを弥彦は知っていて、だからこそ長門を生かして小南を頼むとゆったのだとオモテタ…。あそこはちょっといらなかったかも小南がドッチを…とかはあいまいにぼかしておいてくれてよかたのに！


マダラおじいさまの進化は止まらない…三つ目となり“暁”服にもバイバイして、取りに行くと豪語する姿がいつかのペインと重なる…あれ？　ナニ？　もしかしてもうすぐマダラおじいさまともサヨナラだったりする…？？？
　一気にがんばりすぐると…今までのパターンにはまっちゃうよおじいさま…。そしてイロイロ引っぱったところで突然あぼーんしてカブトくんが最終ラスボスに…？？？　そういう展開ですかそうですか…。


ところでサスケさんがまたひとりぼっちに。かわいそう！サスケさんかわいそう！ずっとひとりぼっちかわいそう！ゼツくん（分身）がついてるんだよねたぶん…