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更新しました。おおお7月は一度も更新をしていないサスケさんの御生誕祭どうしてたんだっけ記憶が無いふんふふふふふーは復活するし61巻様は棚売りされているし広島の某書店は祭りモードでしたし一時の躁状態に身を任せ映画を見に行った反動の揺り返しがあははうふふ以下省略してました8月こんにちわ。


トビが充実しすぎているトビ充が楽しくうかれ カブトが充実しすぎてカブ充がつらいのがもだえる。 嫁と嫁のちがいが見え隠れらんららららら^-。


と流れを無視して続きから映画ネタでサクラ。見てないとよくわかんないかもしれない。サクラ書いたの初めて? かも。サクラ→サスケナルトいの。ナル→←サクのつもりでサクいのサクのつもりでサス←サクのつもりだけども相変わらずCPものとは到底言えないふわっと感。のなんかこうこういう映画だったようなあいまいな記憶で書いているので間違えてる部分があったらごめんして理不尽に怒りっぽいけど時々泣き虫でこぶしで愛をぶつけるタイプの理性的の皮をかむった情動本能戦闘型美少女(?)15才女子そこそこ残念の書き方があんまり分かりません先生。

術をかけられたひとのそのとき思った願望を作り出す世界・・・だったので。

あの幻術の世界においてサクラは想定外のノイズで。元々ナルトひとりを捉える為の世界にアクシデントで取り込まれたノイズが、徐々に広がっていって術者の制御が出来なくなる。サクラの望みはサスケに傍にいて味方をして欲しい。こと。それが不完全な形で作られ誰にでも愛を囁くサスケが生まれ、サスケが里に居ることによってサスケの過去が改変され、同時にイタチの過去が改変され、イタチの過去が改変されて行く過程で暁そのものの歴史が改変され、かのようにして暁が味方・という現象を作り出した。無関係なようなノイズが巡り巡って自分たちを助けるようになっている。サクラが存在しなかったら幻の世界はまた違ったものになってたんだろうなと。なんかこう話の構造に支配権を発揮する破壊的なヒロイン能力を発揮するサクラもえ。そのことを理解してない感じがまたもえ。そんなような感じの話。

好きな女の子と両想いじゃなくたってちゃんと意識に中に入れてて想われてて毎日会えて不満も喜びも言ってもらえる状態で一緒に居られる環境って。すさまじく得難いものなんだろうなー。




「ここはまぼろし」





夜の公園。ぶらんこ。ふたりきり。


ここは幻術の世界。まぼろし。私の世界ではない世界。


夜の公園。ぶらんこ。たちこぎしてる私の隣にいつもの姿。もうずっと、いつでも其処にいる男の子。いつでも隣りにいる男の子・手をつなげるこ・手をつないでいる反対側の不在を意識しない日はない。そういうこ。友達以上仲間。こいびとには程遠い。他人だけども弟感覚。こころのうちを語れる相手。いらいらしてる私のこころのうちを、家族の不満を聞かせた男の子には家族はいない。この里で、たったひとりの"うずまき"なると。知っているのに分かっているのに理解してるのに分かってたはずなのにまたおなじことをした。いつもそうね。私はナルトにいつもそう。いつだってひどいことをいうひどいことをするひどいおんなをやってしまう。ひどいことへいきなかおしてする。ほらまた、言った。

いつもそうね。いつか。このこの顔が変わるひがくる。わたしはひどいおんなだ。やさしくしたいけどやさしくできない。まもってやりたいけどまもれない。くるしめるものをとりのぞきたい。笑う顔を、そのまま笑わせてやりたい。そして一緒に笑いたい。だけどいつもそう。いつか、ナルトは許してくれなくなるとか。こっぴどく失望させて幻滅されて嫌われるんじゃないかななんて考えない。ナルトはわたしをきらいになったりしない。ナルトはわたしがすきだもの。それこそ、弟がお姉ちゃんを好きになるように、私のことがすきだもの。いのが笑っていた。まだ短い髪をしていたいののことを、彼女の妹みたいに好きで好きで。一緒にいたくて褒めて欲しくて認めて欲しくて。頼り切ってべったりとはりついてた私に。後ろ後ろというから振り返ると。もう、そこにはナルトがいた。一度も聞いたことはない。サックラちゃんと浮かれて名前呼ばれる高い声の持ち主が、私の何をすきなのかなんて、知らない。聞けないし聞かない。ねえいつから私が好きだったのか、とか。どうして私を選んだの。とか。いつから私に気がついていたのか。とか。いつから、私のことが見えていたのかとか。私じゃあない他の女の子があんたを見ていることにはいつ、気がつくのか。とか。

私を見てるナルトを見てるヒナタに気がついてナルトが。振り返って彼女を選び、サックラちゃん。なんて、あんなに浮かれた声を出さなくなる日がいつかくる。そんな気がする。いつかくる。ナルトはきっとヒナタを選ぶ。だって私はナルトじゃあなくて。違う人が今でも好きだもの。好きで好きで、好きで。いのの背中に隠れるのやめて。走っていって抱きついて。泣いて叫んでぜんぶ。捨てて。一緒に行こうとまでおもったひと。ナルトは私の何がいいの。私はいつもひどいことをいう。私はいつもひどいことをする。ナルトにやさしくない。ナルトをまもれない。ナルトをくるしめる。私はいつも、ナルトじゃない。ひとを。思い浮かべてはナルトに気が付かせる。傍に居て欲しかった。あのひとのこと。



ぶらんこ。ふたりきり。ゆらゆら。ゆれる。



赤い月。光の向こう飛び越えるとそこはうちはマダラの幻術の中。返しても覚めない幻の中。何かがおかしい上司と先輩。うふふ。なんて笑ういの。敵意剥き出しのヒナタ。男の子たちもみんな変。ここでは私の家族がいない。怒ってばかりの母親もくだらない冗談ばかりの父親も。だれもいない家に帰るとひとりで写っている写真があった。ふうん? 顔岩になっている父親。英雄になったふたり。居なくなっているふたり。それってどういうことなのか、はじめは実感がなかった。ひとりのいえ。私の家。私の家だけどひとりのいえ。まぼろしだからこわくなかった。こんなのは一時の自由。小規模なアクシデント。すぐに帰れる元の世界。ナルトとちゃんと帰る元の世界。そして。あのひとを、追いかける。取り戻せるまでずっと。ふたりで。


サスケくんを。連れ戻す・とりかえして・そして。


幸福にしてあげたい。あのひとが幸福になれるならどんなことでもする。彼にとっての幸福さが私にとっての幸福さと同じものになるようにどんな、努力でもする。それがこいびとってものだと思う。恋人に、して。欲しい。そしていつかは、私と。新しい家を。この今の家ではない、ところへ。一緒に行って欲しい。その時は遠いどこかの闇の中ではなく、笑いさざめく暖かい光の中を。歩いて欲しい。

親はうっとおしい。私を分かってくれない。ケンカして。夜の里へ飛び出していく。ナルトがいる。私に会いに来た。手をひきずってデート。何回目かな。ラーメン屋。演習場。大通り。公園。デート? こんなのでもナルトは喜ぶ。そうだね私だってサスケくんとだったら。きっと何処だろうと喜んだ。サスケくん。デートなんて一度もサスケくんとはしたことが無い。これはデートだと、私が意識できたことはない。ぶらんこ。たちこぎをして不満を語る。家族のいない子に家族の不満。ばかなのかもしれない私。でもナルトは、私を嫌いになったりしない。絶対に。ナルトは少し怒る。言いすぎだと怒る。なによ。私の味方をして。只サクラちゃんは悪くない分かってるって言って。言ってくれないからひどいことをいう。
ほらまた、言った。ここにいるのがあんたじゃなきゃよかったのに。なんて。


サスケくんは。私の味方をしてくれる。サスケくんなら、分かってくれる。サスケくんなら・・・傍に、いてくれない。ここに、この里に、いてくれない。わたしの、味方してくれない。わたしをまもってくれない。わたしに、会いにきてくれない。ひとが。どうして今私の味方をしてくれるなんて思うんだろう。へんだな。傍にいるのはナルト。この里にいるのはナルト。味方はナルト。まもってくれるのはナルト。会いにきてくれるのはナルト。どうしてナルトなの。どうしてサスケくんじゃないの。願望。ひどいことを平気で言う私。


ばかなのかもしれない。


こつこつ。窓ガラスたたく音。


うちはサスケが其処にいて、私にバラの花をくれる。


『俺はいつもお前の味方だ』


ささやかな願望が叶えられる。幻のサスケ。現実のサスケではないサスケ。闇に走らないで。力を求めないで。笑っていて。幸せになって。いつでも其処に、この里にいて。そして、私の味方をして。まもって。会いに来て。これは幻。だけどひどく甘い。ひどく優しい。ひどく、こういうサスケくんを求めてたような気がした。ナルトとサスケと。私。第七班。叶えられた願望に囚われるときっと幻術から抜け出せない。だけど。ありがとうと言って花を受け取った。既視感。願望が反転してるわ。だって。わたし。わたしたち。わたしたちが、あなたに。花をあげたかったの。私は水仙いのはバラ。やわらかいやさしい気持ちを受け取って欲しかった。こんな風に。いつだってあなたを想っていた。想われている事知ってて欲しかった。どうしてかなああの人、いつも捕まらなかった。今だって。昔も。すぐに消えてしまう。わたしたち。だからいつも必死だった。大きな声を出して。存在を誇示して。いつも全力で。そっとほのかに想いをよせて気が付いてくれるのを待つ、なんてこと出来なかった。ケンカになる。いつの間にか消えてるの。いなくなってしまう。花を持ってふたりで来たのに、花を受け取ってもらえなかったな。


花を。あなたにあげたい。想いを受け取って。そして私の味方をして。


この里にいて。笑っていて。ナルトと、私と。一緒にいて。


闇の中に行かないで。力を求めないで。これ以上、あんな風になって闘わないで。


あまりにもちがう。間逆の想いびと。素敵だけど幻術すぎる。あのやろう。うちはマダラの頭の中では私はそうとうのオトメらしい。やわらかく笑う大人しそうないのも。このサスケくんが好きなのかな。バラの花いのが好きなバラの花。あの子がこの花をサスケくんに渡したのかな。元の世界のヒナタみたいに真っ赤になって恥ずかしがりながら。むむむ。幻の中のライバルの、あまりの変容ぶりにも違和感がすぎる。サクラちゃん、サクラちゃん、なんて。まるで昔の私のように私の後ろに隠れる仕草。ばかだね。ばればれだわこれじゃ。ここは私の世界じゃないって痛感するだけ。現実と幻術の境目をもっともっと無くしてしまえば私だって捕まった。ここがいいって思ったかも。

小娘程度すきなひとに甘い言葉でも囁かれれば。適当にあしらえるとでも。
思ったか。

・・・思ったか。


幻。ありがとう。だけど幻。オトメの妄想みたいなサスケくん。ちがうよ。ちがう。ふわふわしててケンカなんかにならないいの。ちがうよ。そうじゃないって直ぐ分かる。元の世界。帰ろう。元の世界。ナルトに謝って。一緒に。そして。サスケくんを。ちゃんと。連れ戻さないと。



まばたきをする。うちはイタチ。腕を取られた。

火影の要請によりお前を救出に来た。

呼吸している。うちはイタチ。私を助けに来た。

囚われた私を助けに来た。ナルトが頼むとイタチに言った。見上げる高さにサスケくんに良く似た、だけどもちがう男の顔。サスケくんが追いかける兄・サスケくんが力を求める理由・サスケくんが闇に囚われていく。原因を作った男。幻よ。だけど私を助けに来た。この世界では。サスケくんは、この人を追いかけないんだ。この人を倒さないんだ。この人は、火影様に、呼ばれたら私たちを助けに来てくれる。そういう存在なんだ。

視界の向こうに赤い髪の少年。あの人も。幻幻うちはマダラの月読の中。変なの。あんたの味方は敵になってるあんたの幻なのに。願望かな。私たちの夢。ナルトの願望私の願望マダラの幻私たちの願望が形になる。私のつたないオトメの妄想・夢のサスケくん。ちょっとチャラいけど優しくて。甘くて。笑っててくれて。里を出て行かないサスケくん。お兄さん追いかけないサスケくん。

腕の先、体温。うちはイタチ。

見ている私に気が付いてこちらをむいた。赤い瞳無表情。いいたいこと山ほどある。言いたいこと。サスケくんが、サスケくんを、サスケくんの、あんたがサスケくんを。でもちがう、この人は私たちのサスケくんのお兄さんじゃないひとで。いつでも呼べよお前の味方だと誰にでも言う少年の兄。だ。この人も言いそう。いつでも呼べお前の味方だと。ただし金額次第でなと付け加えて。誰の要請でも受ける、傭兵集団"暁"だって。・・・変なの。


・・・変なの・・・。


ここは、幻。幻術の中。返しても戻らない。ここでは何もかもがちがう。
お父さんお母さんは英雄で。私はひとりで暮らしてる。寂しいけれど自由。いのは私を頼ってて。ヒナタはかなり積極的。男の子たちみんな変。サスケくんは私の味方。お兄さんは遠くにいるけどサスケくんは追いかけないでこの里にいて。みんなに愛をばら撒いてる。ナルトにはお父さんとお母さん。願望を覗き込んだみたいな家の中。幸福そうな笑い顔。しあわせにしてあげたい。あんたのしあわせはこういうものだったのなら、それを実現させてやりたい。赤い髪の少年。サソリ。アンタも里に帰ったりするの? チヨバア様と時々は、会ったり喋ったりするんでしょうね。あれ変なの。あれ、変なの。ここはまぼろし。幻術の中。私たちは元の世界に帰る。ナルトと一緒に。あの世界を捨てられない。忘れることは出来ない。こんなものに捉えられたりしない。あれ変なの。どうして私また泣いてるのかな。泣き虫サクラは卒業したはずなのに。また。なんだか涙が出る。


手を取られている。うちはイタチ。ほんとうはもう、倒されてしまった男。


「私、あの場所へ戻ります」

「・・・お前の自由だ」


手が離れる。元の世界ではもうこのひとたちは、だれもいない。いないはずのひとがいて、いるはずのひとがいない。死者も蘇る。味方になる。敵は味方に。反転する。願望は反転する。願望が逆流する。願望は、暴走してる。私が願ったからだろうか。そうならいい。私の願いがこうやって、形になったのならいい。ありがとう幻。願望は、形にしていかなきゃならない。追いかけなきゃ。まもらなきゃ。いつだって一緒に。私の味方をしてくれる。ナルトの味方をしてあげないと。だって私たち。いつだって隣にいるんだから。手をひっぱって。帰らなきゃ。
走らなきゃ。まもってもらうサクラじゃだめ。一緒に。



ゆれる。幻の世界。走り出す。



あのサスケくんが、あのイタチと。もしかしたら時折。会えているのじゃないかなと願う。憎みあうわけではなく。闘いあうわけではなく、殺しあうわけではなく、お互いたったひとりの兄弟なら。呼べば必ずお互いの、味方をすると花を贈りあう。そういう兄弟だったら、いい。
オトメの夢よ。妄想よ。願望よ。只のはかなくつたない、想い。


倒れて。抱きかかえられるもう一人のナルト。メンマ?

この世界にはメンマというナルトがいて、じゃあ、サクラは?


サクラは。幻は。一人で暮らしてる女の子。やっぱりサスケくんを好きで。花を貰っては。いい気分になって、でも他の子にもそうしてるのを見て、がっかりして。でも。それでもサスケくんが好きで。隣りにはいつも、ナルトじゃないか、メンマがいて。時々ひどいこと平気で言っちゃう。そういうので、いいよ。
幻が遠ざかる。さよなら。さよなら。ありがとう幻。


かえりつく、幻の世界は光の向こう。公園。夜の里。戻ってきた時のまま時間も経っていなかった。もとのとおりの私の世界。サスケくんのいない世界。遠いどこかの彼のことを、追いかけ続けるそういう世界。いつもの友達いつもの仲間。いつもの先生。いつもの上司。あんたは私の味方。私はあんたの味方。そして私たちは、あの人の。味方。いつでも呼んで。必ず。行く。きっと言ってみせる幻の願望を反転させて…。帰り道。お父さんお母さんに出迎えられて思わず抱きついた。ああまた、やってる。ひどいこと。ああまた、傷つけてしまったんじゃないのかな。でも、ナルトは絶対に私を嫌いになったりしない。いつもどうりの声。今度こそデートしてサクラちゃん・だからいつもどうりに答えて。何言ってるの。長いデートは終わり。また、明日。また、明日も。また、会おう。

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