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WJ50号感想

拍手ありがとうございます! 悩み苦しみそして惑い揺らぎ揺らがれぐらんぐらんと悶え苦しみさらに追い討ち…そんな時のウェブ拍手は魂に染みる…♪


続きよりうだうだ自己分析追求注意…感想はちょっとだけ…

WJ50号感想


好きなキャラクターというのは自分がその作品をどう思っているかということの指標になる気がする。私の場合は、それが薬師カブトだ。
自分にとって心地よい立ち位置を占めていた。物語の流れに乗っている様で物語の外側から、嫌な言い方をしれば高みの見物をしてるような。他人事のような。圧倒的に他者の視線で物事を見ているような。
影に隠れる。誰かの後ろに隠れる。嘘の自分に隠れる。そういう隠れて物事をやり過ごすやり方。生き方。何かを知っているような何も知らないような。何もかも分かっているけれど言わないでいるような。

それらをあえて描かなくてもそれまでの物語の人物描写の細かさで十分推し量れた。もっとも。それは個人的な作品の読み方であることは確かだ。私は。この漫画を読みながら、自分が好きなその他の何かを読んでいた。思い出していた。今までに好きになった漫画やアニメや小説や映画や特撮。いくつかの何かが混ざり合って、表現されている漫画だと思った。たしかにこれはNARUTOなのだが、そこにちりばめられている部品は何処かの何かから印象をひっぱってきている。そういう印象。

混ざりものの幻術。オリジナルだが完全なオリジナルではない。個人的な夢をキャラクターに見ることも自由に出来るような感覚がした。描かれないことでそこに存在しない物事を・夢を。幻術を見ていた。
その幻術をもう一度再生させて、構築する。そういうことをしていたのだと思う。初めて読んだ時の感覚を残しておきたいような気持ちで。

ある程度切り取られ限定された情報で構築された個人的な夢に対して、その先へ進み続いていく物語は裏切っていく。夢は覚める。情報は変化し。キャラクター自身も変わる。
特にカブトは元々の姿形からも大きく変わってしまった。立ち位置も。言動も。佇まいも。髪型や服装まで大きく変化した。おこなうことも。やり方も。彼を好きだと感じた部分部分が解体し、現在の彼の部分の中に組み込まれる。このひとはまだ薬師カブトだ。と。自信を持って言えないときがある。確かに。彼は変化した。それも劇的に。

誰かの後ろに立って物語の中心から外れて、観察している姿から。
自分で考え動き戦い、物語の中心に立って参加している姿に変わった。

体調が悪い時という精神状態は理屈では片付かないものだ。わけのわからない厭世感につかまる。頭の中にある物事をうまく言えなくなる。びっくりするほど何も感じなくなり言葉をうしなっていく。出てくるコトと言えば否定的なものばかり。否定文を発するくらいなら何も喋らず黙っている方がずっといい。だが、それら全てが自分の中から湧いてくる、いわば本音の部分だ。

湧いてきた疑問符はシンプルなものだ。

わたしはほんとうにこのひとがすきなのだろうかということだ。

好きであることは確かだ。だが=萌えであるかどうか。果たしてわたしはこのひとの、いったい何に対して惹かれ何に問題があってそんなことを思うのだろうかと考える。そしてさらには

はたしてわたしはこのさくひんがほんとうにすきなのだろうか?

という時点にまで飛び火した。
好きになった部分のことを思えば、それは私がこの作品を読んでいる感覚ととても近い。話の中の根幹を占める重要な精神性の中にあるものごとから、外れてしまっている部分。はじかれているひとだから惹かれてしまっているのだということと。私自身でもこの精神性からはじかれていると感じている部分が合致したのだ。つまり。私ははなからこの物語の中の流れそのものから遊離している。のだ。

違和感を感じてしまっていた。
いつでも何故? と。
何故彼らはそうやって、はじいていくのだろうと。
彼らが作り上げる共同体から、はじかれている存在を排除しつくすことを求めるのだろうかと。

いつでも思っていたのだ。

木ノ葉の共同体の中にナルトが受け入れられていく過程に。我愛羅が受け入れられていく過程に。良きものを感じる。それは素晴しいことだと思う反面。それが彼らの生き方が導き出した幸福である。はじかれていた自分を認めさせる為内部に留まり戦った結果だ。そしてその精神性と生き方と、彼らが払った努力の結果がこの世界を導いている。それが世界の、この作品の物語そのものである。

なら。わたしはそこにまるで一体感を感じられないのだ。入り込めない。だからと言って、現在の対抗勢力にも感情移入することが難しい。これほどまでに自分にとって感覚が遊離してしまっている物語を。読み続けていることが良く分からない。分からなくなった。
個々のキャラクターそれぞれには少しずつ何かしらの好感を持てる瞬間があるのだが、作品の流れそのものからはどうも逸脱してしまった気持ちが強い。ばらばらと一気にはがれてしまった。

数週間の2~4話でその結論を出すのは早いかもしれないが、この先にあるものはかつて感じた物事の何かからかけはなれた世界なんだなと想像する。それはいつでもそうだったかな。かつての生者が蘇り、姿形は同じでもそこには生きていた時代に持っていた何かがちがってしまっているのだ。

自分の感じた個人的な夢も。かつてのものとは何かがちがってしまっているのだろうな。キャラクターも作品も、好きであることは変わりがないのに、ただ気持ちが遠ざかり。そこに入り込めなくなったことがやや辛い。


…なーというよなことを真面目に考えてある程度形にすると、結構開放されていやいやナニナニそれでもやっぱりカブトくんめっちゃカッコいいやんと表層の萌えに戻れるらんららららー。鬱々うだうだもしてはいるけどまあ体調さえ良くなればそれはそれコレはこれと切り替えられる…はず(^^)

なんだかんだと言うけれどーそれは作品が好きすぎるからベストマッチした状態で体感していたいという望みが強すぎることによる弊害であると理解するー。






以下叫びと悶えで終了

うおおおおおおおおおおおおおおおアスマちゃんが…だだだだだだだだダンとヒザシさんと会話してるよおおおおおおおおおああああああああああああこの先痛々しい展開キタコレになるの丸分かりなんだけど生きてる!(生きてないよ死人だよ)動いてる!考えてる!感じてる!記憶がある!走ってる!あああああああああああああああああ。

分かってるんだ分かってるんだよイタイタしいって分かってるんだよダガしかし…生きてる(生きてないよ死人だよ)動いてるー♪ なんかさ…こうもうそれはそれとしてもう二度と無いと思っていたキャラの登場&起用にこころときめく瞬間もあるのは確かなんだイタイタしいけど。けど!

ダンの戦う姿が見たいさ…人柱力シックスのが…五影の戦いが見たいさ…アスマちゃんがシカマルくんと身悶えするような攻防の絡まりを見たいさ…。(なんだかんだいいつつ結構萌えていないか自分)

旦那が自分の部下の所業をぷりぷり怒っていましたちっ…喜んでくれるかと思ったのに誉めてあげてよー流石はオレの部下だといってよーすごいフツーにスルーされた…やっぱりカブト16・7才時にちょっと上司部下だっただけなのかなあサソリとカブト…。あまりにも色気の無い再会…。デイくんがどんだけいい奴なんだと…。芸術はセットものと決まっておるので夢の芸術コンビ攻撃が見られるのは楽しみ~。

蘇った根の子はサイのシン兄さんだろな。やった!サイも兄さんに会える可能性が高まった…ええわかってますイタイタしいことになることわ…。

カブトvsアンコ!! これは…もしやアンコについてる呪印から大蛇丸様の情報データを取り出し…みたいなことがしたいのか…な。
うはああああ潜影多蛇手の打ち合いかっこいいいいいいいエロティックおすな…やっぱり同門対決は舞台の花だよ…うん。
このカブトはカブトなのか。それとも。大蛇丸様の部分が勝つカブトなのか。よく分からないけど。アンコとカブトの戦いが。見たい。

楽しみにしてはいるのだと思う。
読み度に空虚な気持ちにさらされながら。

たぶん感情移入も出来ないわりに・何故かこの作品がとても好きなのだと・戦っては死に戦っては死に。そして死が覆り・絶対的に否定されていくものがいて。それでも何かを掴んでいくことが悪いわけじゃあないのだろう。

自分の感じた過去の萌えからは遠いけど。
ひっかかる違和感が、いつでもあまり楽しませてはくれないのだけれども。

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秋月草水(あきつきそうすい)/もにもに)
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NARUTOの
薬師カブト愛がちとひどい生き物
畑LOVE
性格:サソリ様か大蛇丸様かというとどっちかって言うとサソリ様なんじゃねェのかな年近ェし…
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