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拍手ありがとうございます!嬉しいです!チャラスケが現れた!女子が全員チャラスケのものになった!やったあ新しいうちはが増えるね! ・・・そんなんでいいのかそんなんで・・・いいのか・・・。ワシには分からんアホじゃけえ。



以下WJ28号ネタバレ注意




終わっちゃうのか~・・・。


もうひとひねり!もうひとひねり欲しい所であるけれども穢土転生・解の情景はスゴイ綺麗です光がすーっと立ち上がって日本列島っぽい地形のアチコチにも集落の光が見えて。小さくても確かな光。この光を見た普通の人間にとっては不思議な光が空に上っていった・という伝承になりそう。本当はカブト自身が自分の意思でこの穢土転生・解を行っていたらもっと良かったんだけど。

イタチとカブトの愛の共同作業だ!とか、腐発言はこの辺にしておいて。

イザナミループの中で月読はどーゆー風にかけられておるのやら所で月読ってかけられると精神崩壊する術でしたよね再生能力の高いカブトくんなら大丈夫でしょう。・・・だと思いたい。

徐々に通常モードの停滞脳に戻りつつあります興奮状態で駆け抜けた3-6月楽しかった楽しかったよ。上手くこの時期に合わせて復活できて良かったリアルタイム体感出来てよかった。イタチvsカブト戦。他者であり自己の投影である戦う相手として、カブトの相手としてイタチを持ってきてくれたこと感謝してるよイタチの相手として、カブトを用意してくれたこと感謝してる。

カブトがこの先どうなるのか、結論はまだ先送りで宙ぶらりんの状態であることは確かだけれども。それでも出来る限りのことはしてもらった。ちいさな子カブトから今のカブトまでの過去回想も、確かに愛されていた幼年期も、誰かを愛していたカブトも、大蛇丸様との愛の軌跡も、サソリの旦那からの言葉も、カブトが戻って来てくれることを信じ続けているウルシの存在も。イタチからカブトへの好意も。変わる事を、変わり続ける事をまだ期待されている、捨てキャラではないと示されたことも。
十二分に在り難く受け取った。

終わってしまうのは惜しい。

イタチが世界に在る。ことは意味があることだった。世界の正義や価値観がひとつにまとまってしまってから、個々のキャラクターに悪意は無くても、大きな集団に纏まってしまった辺りから、忍連合の方に感情移入出来なくなった。

カブトも戦争をゲーム化している悪役として描かれたけれど、対する忍連合もゲームのシナリオを与えられた限定的な行動しか取れないCPUにしか見えなくなってしまった。
私にとっては、忍というのは=戦争を回避する為にならどんな事でもする。というイメージが強かった。回避したいが為に、ミナトとクシナは命を捧げたのであるし、イタチは一族を捧げたのであるし、拠点防衛者達は拠点を害するものを徹底的に破壊するのであるし、どんな手を使ってでも自里の戦力を強化することをやめなかった。我愛羅にしろ他里のものにしろ、戦争をする為に兵器になった訳ではなく、バランスの為、防衛の為の人柱力だと。ずっと思っていた。

戦争が始まった時に、それが不意に裏切られてしまったように感じた。
『これは仲間を護る為の戦争で、世界を終わらせるテロリスト=悪党との戦いだ』と銘打たれれば彼らは戦争に打って出てしまった。止めたかったはずの戦争を、あっさりと初めてしまった。止めたかった戦争は他里との戦争で、この戦争は他里も自里も関係の無い。むしろ全ての忍が一体に成れる戦争であるならば、戦う事に恐怖はあっても躊躇は無い。その事を理解しつつも、解りたくなかった。

昔の戦争は経済戦争だった。
昔の忍は、忍だった。

今の戦争は、経済戦争ではない。
今の忍は、人間になった。

普通の人間は、戦争をする。

戦争が始まれば、自分の家族を、友達を、仲間を、其れらで構築されている自分の世界を守りたいならば戦争に行くしかない。普通の人間なら、そうだ。
宣言が行われ、我愛羅の言葉が響いた時、其処には忍ではなくて人間が居た。普通の友達想いの少年の言葉。自分を殺して犠牲になって任務を遂行しようという、今までの忍の在り様とは正反対の価値観の世界が展開していった。何時、彼らは人間に戻ってたのだろう。考えてみれば第一話からそうだった。忍と、言いつつ彼らは人間だった。少しずつ少しずつ、皆が忍ではないものになっていっていた。皆が自分を出すようになっていった。全体の為に個を捨てるもの達が個を捨てなくなった。

忍、と額当てに刻まれている言葉も、戦争、と自分達の行為を銘打つことも、何処か言葉の印象とは遠くなった。彼らは忍ではないし、彼等のやっていることは戦争ではない。そう感じた。彼らは人間で、彼等のやっていることは自己と自己を取巻く存在達の存続の為の行いだ。それは、かつての里の利益を追求する経済戦争とは意味が違うし、拠点を害するものへの防衛戦争とも違う。生存を賭けた戦争だ。生き続ける為のものであるそれは、やはり戦争、と呼ぶべきだろうが戦争、と同じ語句で呼ばれている為に混同してしまう。

ミナトとクシナが止めようとしていた戦争。
長門が操ろうとしていた戦争。
イタチが止めようとしていた戦争。

同じ語句を使っていても、今の戦争と昔の戦争は意味が違う。だけども混同してしまう。何処に差異があるのか、分からなくなるし分からなくさせようとしている。
違和感がずっと続いて、正道を行くもののの正義と称する物事が、通る。
ただそれだけの話。そう見えていた。だから苦しくなった。

その為には正道を行くものにとって、都合のいい相手が必要になって、正しいと称されているもの達が敵とは言え人間を殺していく訳には行かないから死者の軍隊を作る。元々死者であるなら倒しても封じてもいい。正しいものが正しくないことをしているはずはないから、死者を操る相手の言動は殊更に露悪的にして、向こうが悪いから自分達は正しいとする。
自分達の正しさを証明する為に相手がいて、その相手さえ正しいと称されるもの達が正しさを証明する事を肯定して、手伝ってくれる。

正義と、認定された側は、批判されなくなった。自己反省をしなくなった。否定されるべきものは皆悪意と称される意思を持つものに集約して、かつての『経済戦争から発生する憎しみ』を止めようとしていた英雄達が皆今の人間達を肯定する立場に立ち、自分達の行ってきた事を継承していると認めた。

常に全ての物事が認められる側の為に動いて行き、認められたものはもう自由に行動する権利を剥奪される。認められた時のまま、正しいままで固定される。自由に発言する権利は無い。迷う事も惑う事も変わる事も無く、ただ正しさを証明するためだけに、存在する。

もうこの作品は終わりなんだなと。確かに感じる。
まともに喋れるのは新しく出てきた新キャラくらいで、前からの登場人物たちは限定なセリフしか与えられなくなった。語り合わなくなった。語り合う事が魅力的だった彼らが、会話を封じられ同じような言葉を繰り返し言い続ける事だけを求められるようになった。動かなくなったし、動けなくなった。そのキャラが到達したイメージの中から出て行かないようになった。

穢土転生達は縛られているから。生きているもの達はその変化を描く為に割かれる話数を確保できないから。彼等の独自の価値観によって構築していた己の感じている世界観を語ってくれなくなった。

イタチとカブトが出会うと、やっと昔のような戦いが始まった。語り合い。
カブトはカブトの世界観を。イタチはイタチの世界観を語り始めた。其処に理解しあえる部分を見出して、相手を変化させようとして、自分の言葉を相手に伝える。たとえ相手とうまく分かり合えなくても、話をしようとしている時点で充分に楽しかった。相手がイタチで、良かった。どの道誰かに倒されるなら、カブトの相手はイタチ以上の存在なんていなかった。私には。

正しいと称されるもの達の存在が事実正しいことを証明するために、戦わされて倒され滅ぼされ消えてしまうのは嫌だった。その場には相手と分かり合おうとして語り合うことなど想像も出来なかった。皆、もうカブトを理解することが出来る領域にたどり着くことは、出来ないだろうしやってはいけないだろうから。

例えば、カカシであったり、ナルトであったり、同期と先輩の誰であっても。ヤマトやアンコであっても。カブトの世界を肯定しないにしても理解することが出来る立場に居ない。イタチにもカブトの全てを理解出来ない部分は多々あって、でもそれでもイタチでなければあそこまでのことは出来なかった。

イタチであれば、滅ぼされるのもまた愛の内と思えた。
それならそれでもいいと。カブトは戦争を実行する為のもので、イタチは戦争を止める為のもので、対立することも戦い合うことも奪い合うことも、何もかもが愛情表現の内部に見えた。その上で共感さえしてくれた。変わる事を、求めてくれた。イタチが世界に在ることで、助けられてきたものが沢山ある。

イタチは世界の犠牲者である。
犠牲になったのだと、表現された。
だけどもイタチは、世界に犠牲にされてばかりいたわけではない。イタチはイタチに出来る限りのことをやったのだ。イタチは、犠牲者ではない。イタチは里を護ろうとして行動し、里を護ることが出来る自分で在ることを選んで来た。それを犠牲と称するなら、全てのキャラクターは犠牲を払っている。

様々な領域に属して様々な経験を積んで様々なものを見てきた。イタチの生には意味がある。イタチの存在には意味が在る。それは、サスケだけのものではない。カブトだけのものでもない。イタチが在ること。それだけで十二分に、返ってくるものがあった。両親にとっても、一族にとっても。里の上層部にとっても、ダンゾウにとっても。シスイにとっても、鬼鮫にとっても、長門にとっても、ナルトにとっても。

存在を見た。触れた。知った。話した。それだけで影響を与えることのできるひとだった。居るだけで、何かをするだけで、生きていてくれるだけでも、死者だとしても話をしてくれるだけでも、それで良かった。居てくれて。良かった。

終わらせるために現れて、終わらせようとしている。
世界は変わってしまって、世界観も変わってしまって、イタチの求めた平和・はイタチ自身が得られるものではない。世界はまたどんどん変わり続けていく。
古い世界の忍は、どんどん忍ではないものに変化していっている。
イタチ自身も、かつての自分から変化していっている。

居なくなればまた、イタチの居ない世界。
誰ともちがう、うちはイタチの消えた後の世界でも、物事は続いていく。小南が消えても、鬼鮫が消えても、世界は続いていた。続行していく世界の中に。私はカブトが存在し続けていて欲しい。イタチが最後に求めたものが。サスケを変えることは出来なくても、カブトを変えることは出来ると、選んで動いたことが。消えないで残っていって欲しい。何よりも、イタチの為に。





今日も言いたいことが長い~要求がいつも~長い~簡潔に纏め!

・・・簡潔に纏めると『笑って怒って喋って動いてるカブトくんカムバック』
動いてるのがいいです。動いてこその薬師カブトだよ戻ってこいこいお願い!


次回は30号 6/25 までお あ づ け ぐああまたしても始まる長く苦しい14DAYS・・・。何か書くか・・・それしかできないしそれ以外できない自分。



テライケメンチョウジとオトナシメいのちゃんにチョいのの新しい可能性を見出すたたたたた、ただのお似合いカップルですが?

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